HAYATO USHIO

KUMANO BASE KUMANO, MIE

地域にあるものを、 体験と場に変える。

三重県熊野市を拠点に、地域体験コンテンツの企画・造成、宿泊施設の運営、Web・映像などの制作に取り組んでいます。

自然、文化、人、建物。その土地にすでにあるものを見つめ直し、人がそこへ行き、歩き、遊び、誰かと出会うきっかけをつくる。

KUMANO, MIE

Philosophy

目的地をつくるだけではなく、 その先へ出ていく理由をつくる。

旅先で記憶に残るのは、有名な観光地だけではないと思っています。

地域には、まだ「観光コンテンツ」という名前がついていない魅力がたくさんあります。

僕がつくりたいのは、それらを消費するための商品ではなく、その土地へ入り込むきっかけになる体験です。

宿をつくるときも、宿の中だけで満足してもらうことをゴールにはしていません。宿は目的地というより、町への入口。

チェックアウトする頃に、泊まった施設だけではなく、その町のことを少し好きになっている。

そんな体験を、宿泊、アウトドア、クエスト、冊子、映像、Webなど、必要な方法を組み合わせながら形にしています。

Core Practice

Experience Design

地域にあるものを、 体験にする。

自然、文化、歴史、人、店、風景。地域にすでに存在するものから、その土地ならではの体験を設計します。

場所を紹介するだけではなく、

  • 探す
  • 考える
  • 歩く
  • 写真を撮る
  • 誰かと話す

といった行動を加えることで、旅行者と地域との接点をつくります。

フィールド調査、コンセプト設計、ルート造成、クエスト設計、冊子、記録方法、運営方法まで。アイデアだけで終わらせず、実際に使える形までつくります。

Stay Type

滞在型

宿泊施設やキャンプ場などを拠点として、施設の中から周辺地域へ体験を広げる。

Route Type

周遊型

地域内の複数の場所をつなぎ、移動そのものを一つの物語に変える。

取り組みの範囲

  • Field Research
  • Concept
  • Quest Design
  • Route Design
  • Editorial
  • Operation

Selected Works

企画から、 実際に使える形まで。

CASE 01 FIELD / PLACE / HOSPITALITY

FIELD PORT 新鹿

宿を目的地ではなく、 町への入口に。

三重県熊野市新鹿町にある、1日1組の一棟貸し宿。

築約50年の建物を改修し、企画から空間づくり、各種申請、Web、予約導線、宿泊体験まで一貫して立ち上げました。

Before / Process / After

空き家から、 宿になるまで。

約9か月かけて、企画・申請・改修・開業まで行いました。

  1. Before

    築約50年の建物

    長く使われていなかった建物を引き継ぎ、宿として何ができるかを考えるところから始めました。

  2. Process

    自分で手を動かす

    資格が必要な専門工事等を除き、壁下地、クロス、天井、外壁塗装、洗面、キッチン、トイレ、浴室などの改修を自身で施工しました。

  3. After

    1日1組の一棟貸し宿

    2026年に開業。空間だけでなく、Web、予約導線、宿泊中の過ごし方までを一つの体験として設計しています。

The town is the field.

コンセプトは「チェックインしたら、町がフィールドになる。」

海まで歩いて数分。宿の中にも卓球、ダーツ、プロジェクターなどの遊びを用意しています。

しかしFIELD PORTが目指しているのは、設備の充実した宿だけではありません。

新鹿の海へ行く。町を歩く。生き物を探す。地域の人や店を知る。

宿泊を入口として、滞在そのものが町へ広がっていく施設を目指しています。

Project Data

Location
熊野市新鹿町
Open
2026
Development period
約9か月

Role

  • Concept
  • Business Planning
  • Application
  • DIY
  • Space Making
  • Guest Experience
  • Web
  • SNS
  • Booking Setup
  • Operation
  • Experience Design

DIYについて

資格が必要な専門工事等を除き、壁下地、クロス、天井、外壁塗装、洗面、キッチン、トイレ、浴室など、多くの改修を自身で施工しました。

CASE 02 EXPERIENCE DESIGN / ROUTE TYPE

熊野サイクルクエスト

移動そのものを、 冒険に変える。

E-bikeで熊野の町、海、熊野古道周辺を巡りながら、各地に設定されたクエストへ挑戦する地域周遊型体験。

ただ目的地へ向かうのではなく、参加者自身が「冒険者」となり、地域を発見していく体験として設計しました。

参加者が手にするのは一般的な観光パンフレットではなく、「冒険の書」。観光スポットを点として紹介するのではなく、移動を含めた旅全体を一つの体験へ変えることを試みています。

鬼ヶ城

名所を見るだけで終わらせない。

冒険の書 — 鬼ヶ城のページ

鬼ヶ城では、地形が生まれた理由を考える。気に入った岩へ自分たちで名前を付ける。その場所の魅力を写真で表現する。

情報を一方的に教えるのではなく、旅行者自身が観察し、考え、場所を解釈するための行動を設計しました。

冒険の書 — 熊野古道 大吹峠のページ

熊野古道 大吹峠

歴史を、 知識ではなく感覚にする。

1000年前から変わらないものを探す。当時ここを歩いた旅人が何を持っていたのか想像する。立ち止まり、目を閉じ、古道の音を聞く。

歴史を説明するだけではなく、見る・想像する・聞くという行動に変換しています。

認定の間

旅の余韻まで設計する。

冒険の書 — 認定の間のページ

ゴールで受け取るのは那智黒石の勾玉。

完成品ではなく、家へ持ち帰り、自分自身で磨き上げることでその日の冒険が完成する仕掛けです。

Role

  • Concept
  • Field Research
  • Route Design
  • Quest Design
  • Experience Design
  • Editorial
  • Operation Design

Project Status

Prototype / Monitor tested

モニター実施は1組です。

CASE 03 EXPERIENCE DESIGN / STAY TYPE

新鹿クエスト

宿泊者を、 宿の外へ。

冊子、コンパス、チェキ、地図。参加者が受け取る一式。

FIELD PORT 新鹿を訪れた人が、新鹿という町そのものを遊ぶためのクエスト型体験。

海、生き物、町歩き、アクティビティ、雨の日。子どもを中心に、大人も一緒に楽しめる小さなミッションを町の中や宿に散りばめました。

観光施設を新しく作るのではなく、地域にすでにあるものに「探す理由」を加える。それによって、何気ない風景そのものを体験に変えることを試みています。

地図と「冒険のはじめかた」のページ

町そのものを、 ゲーム盤にする。

専用の地図を持って町へ出て、冊子に散りばめられたクエストへ挑戦する。

観光スポットを順番に回らせるのではなく、自分自身で何かを発見するための「理由」を設計しました。

旅の記録を、 手元に残す。

チェキを貼り込むアルバムのページ

クエスト中に撮影した写真はチェキで残し、冒険の記録として冊子へ。

スマートフォンのカメラロールで流れていく写真ではなく、その旅だけの一冊が完成していきます。

「やってほしい」を、 「やってみたい」に変える。

ビーチクリーン・ビンゴのページ

例えばビーチクリーン。「ゴミを拾ってください」とお願いするのではなく、見つけたゴミを使ったビンゴ形式のクエストに変換しました。

地域にとって意味のある行動と、参加者自身が楽しめる体験を両立させることを意識しています。

雨の日クエストのページ

天気が変わっても、 体験を終わらせない。

雨の日にも宿の中で地域文化に触れたり、晴れた日の体験へつながる遊びを用意。

単発のアイデアではなく、実際の宿泊運営の中で機能する体験として設計しています。

Role

  • Concept
  • Quest Design
  • Editorial
  • Graphic Design
  • Experience Design
  • Operation Design

Project Status

2026年制作 / FIELD PORT 新鹿で運用開始

一般利用者の評価データは、現時点ではありません。

Field & Place

体験が生まれる、 場までつくる。

FIELD PORT 新鹿では、宿のコンセプト設計から建物の改修、宿泊者の導線、周辺地域とのつながりまで、一つの体験として設計しました。

宿泊施設のコンサルティングを看板に掲げているわけではありません。自分自身の宿で実際に手を動かしながら実践している、体験づくりの一つの形として捉えています。

Creative Tools

伝えるために、 必要なものもつくる。

企画を実際に届けるために、冊子、Web、写真、映像、SNSなども必要に応じて制作しています。

クリエイティブそのものを目的にするのではなく、その場所や事業が何を伝えたいのかを理解したうえで、必要な方法を選びます。

  • Editorial
  • Graphic
  • Web
  • Movie
  • Photo
  • SNS

Other Work

甦 — 熊野養生園

場所の背景と想いを、 映像で伝える。

クラウドファンディングに向け、施設の背景やこれから目指す姿を伝えるPR映像を制作。

ヒアリングを行い、クライアントが作成したストーリー原稿をもとに、映像として伝わる構成へ再設計。撮影から編集まで担当しました。

Role
  • Direction
  • Video Structure
  • Camera
  • Edit

Current Project

In Development

Outdoor Quest

旅を、 クエストにする。

地域にある場所、文化、店、人、物語。それらを「クエスト」という形へ変え、旅行者自身が発見し、挑戦し、記録していく旅の仕組みを構想しています。

新鹿クエストや熊野サイクルクエストで実践してきた体験設計を、一つの地域だけで終わらせず、他の地域でも使える仕組みへ。

現在、地域での実証を重ねながら、デジタルサービスとしての展開に向けて開発を進めています。

Work With Me

一緒につくれること。

Main

地域体験コンテンツ設計

地域にある自然、文化、歴史、人、店などから、その土地ならではの体験を設計します。

ヒアリングやフィールド調査から、コンセプト、クエスト、ルート、冊子、記録方法、運営方法まで。まだ形になっていない段階から相談可能です。

  • 地域周遊型コンテンツ
  • 宿泊者向け地域体験
  • クエスト / ゲーム型体験
  • 親子向け体験
  • アウトドア体験
  • 冊子 / マップ
  • プロトタイプ制作

宿泊施設・地域事業に関する企画

FIELD PORT 新鹿の立ち上げで得た、企画・改修・運営までの経験をもとに、宿泊施設や地域事業の企画についてもご相談いただけます。

クリエイティブ

企画を届けるための制作物についても、必要に応じて対応しています。

  • Web
  • Movie
  • Photo
  • Editorial
  • SNS

進め方や費用は、地域や内容によって大きく変わります。まずはお気軽にお問い合わせください。

About

HAYATO USHIO

牛尾 隼人

KUMANO BASE / KUMANO, MIE

三重県熊野市を拠点に、地域にある自然、文化、人、建物などをもとに、体験や場を企画・実装しています。

地域おこし協力隊として3年間、SUP・カヤックなどのアウトドア体験、イベント、地域周遊コンテンツの企画・運営などに携わりました。

活動を続ける中で、地域の魅力は「場所を紹介するだけ」では十分に伝わらないと感じるようになりました。そこから、地域を自分自身で歩き、遊び、発見するための体験づくりに取り組んでいます。

熊野サイクルクエスト、新鹿クエストなどの企画を経て、2026年に熊野市新鹿町で一棟貸し宿「FIELD PORT 新鹿」を開業。古い建物のDIYから、コンセプト、Web、SNS、宿泊体験まで自ら手掛けています。

企画だけではなく、必要に応じて冊子、Web、映像、空間づくり、運営まで自分自身で手を動かして形にすることを得意としています。

現在は宿泊施設の運営と並行して、地域体験コンテンツの設計と、旅をクエストへ変える「OUTDOOR QUEST」の開発に取り組んでいます。

Press / Media

Contact

一緒に、地域で面白いことを。

地域の体験づくり。宿泊施設や観光コンテンツ。

まだ形になっていない「この地域で何かできないか」という段階からでも構いません。まずは気軽にご相談ください。